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唐突だが考えて欲しい。仮にあなたが今、彼らのように殺し合いに巻き込まれたとしよう。 積極的に殺し優勝を狙うにしても、地図の隅に隠れてなんとか漁夫の利を狙うにしても、主催者を打倒するにしても大切なのはどこに行くか?今自分がどこにいるか、ではないだろうか? さらに大切になっていくのが周りの施設であり、建物である。 例えば病院には傷ついた弱者が集まってくる。学校という極めて利用性が高く、それでいてあまり注目されない建物は集合場所に使われることが多い。武器庫なんてものがあったらたちまち辺りに銃声と爆発音が響きわたるだろう。 つまり結論から言うとこの地図というものはたくさんの情報を持っていて、このゲームにおいて生死を分けかねないほど重要なものなのである。 それに早々と気づいた参加者はどのぐらいいるだろうか?少なくともここに一人、陽気で豪快なエジプト人、モハメド・アヴドゥルは気づいたのだ……。この地図の重要性に……。 ◇ ◆ ◇ 一筋の光が暗闇を裂くように刺している。エンジン音を響かせ走り去っていく車が一台。その車内に二人の男。 窓ガラスから入ってくる風が爽やかに彼らの顔を撫でる。その冷え冷えとした空気がまだ半袖で過ごすにはつらい季節であることを示している。 優雅に舗装された田舎道を走る車の中、フェルディナンドはのんきにもクラシック音楽がBGMに流れていたらさぞかし快適だろうな、と考えていた。 彼は頬杖をつきながらチラリと盗み見るようにアヴドゥルへ視線を送る。 キリッとした眉、ガッシリとしたアゴ、意志の強そうな目。彼の性格を忠実に表しているその顔を見ていると不思議と誰もが彼に説得されたら納得してしまうのだ。このフェルディナンドも例外でなく、うまいように納得してしまったのだ。 ところで彼は今車に乗ってどこへ向かっているのだろうか? その答えは彼の意識と共に時を少しさかのぼってみればわかるだろう……。数十分前のことである……。 ◇ ◆ ◇ 私たちはとりあえずアヴドゥルの提案どおり、このB-7の周辺の捜索を行った。けれども、地図を見たときから予想していた通り、ここはこれといって目立った施設もなく、地図の端の方だ。私もアヴドゥルも猫一匹見つけることができなかった。 もっとも接触避けたがった私が適当に調べたのにも原因があったと思うがね。 「フェルディナンド君!君はこの地図を見てどう思ったかね?」 車内で今後について語るアヴドゥル。どうやら彼も最初からほかの人と合えるとは思わなかったようだな…。 「“奇妙”としか言いようがないな…」 「ああ、そこなんだよ。コロッセオ、ナイル川……ポンペイ遺跡にサン・ジョルジョ・マジョーレ島!あげくのはてにスペースシャトルの模型ときたもんだ!私が今何が言いたいかわかるだろうね、フェルディナンド君?」 …正直こうやって自分を馬鹿にされたような話し方をされるとイラッとくるというのが私の本音だ。このアヴドゥルという男はどうやら自分を聡明で賢いと思ってるらしい…。 できるだけ、なんの感情を込めないように努めて平常心で返答する。 「いや、わからないな」 「そうか、では説明しよう!このゲームは大きく分けて二種類の人間がいる。優勝を狙っている輩と我々のように打倒荒木を目指しているものの二種類だ。ここまでは大丈夫かね?」 「ああ…」 しかし一つ訂正させてもらおう。私のように表面だけ協力している人間もいるということを。 「では、その参加者がどこに行くか?考えてみたまえ…。荒木を倒すものは仲間を探しに、優勝を狙うものは獲物を狩りに…。つまり人が集まる所!それは中央部だ!そしてさらに私が注目したのが……ここだッ!」 いつのまにかデイバックから取り出した地図を指差し、アヴドゥルは確信を込めて言い放った。彼の地図をのぞきこむと留置所という文字が彼の指先で踊っていた。 「なぜ留置所なんだ?」 「逆に聞くが君はスペースシャトルというものがなにかわかるかね?」 質問に質問で返すなッ……。スペースシャトル?なんだろう?地図の中央にスペースシャトルの模型と記されているが…。 模型ということは実物もあるはずだな。しかし地図に記されるほどの大きさ…? 「さぁ、見当もつかない…。」 「私も実物を目にしたことがないのだが宇宙へ行くことのできる乗り物の一種だ。君の時代からおよそ90年後の1969年に実際にアポロ11号という宇宙船が月にたどり着いた。」 これには私も素直に驚いた。人間があの光り輝く月に!遥か空に浮かぶ星たちと同じ大地に! あの月にもさぞ広大な大地があるのだろうとか、そのスペースシャトルというものを作るまでにどれだけ大地を汚したのかなど様々な感情が私の中に沸き起こる。 が、今はそんなことを考えている暇はない。アヴドゥルからまだ答えを聞いてないのだ。 「それが留置所の注目とどう関係してるんだ?」 「君は“何かわからない”場所に向かわないだろ?ところが、君の時代のものにも通じ、そしているかもしれない未来人にも通じる共通の場所が留置所だというわけだ!そして……」 「留置所と言えば武器、またはそれになりうるものが置いてある可能性が高い。それに立て籠ってしまえば大抵の襲撃者には対抗できる利用価値の高い建物。自然と人が集まりやすくなる、と……」 「その通り、さすがフェルディナンド君だ!それではさっそく目的地にむけて―――――――― ◇ ◆ ◇ 強烈なブレーキ音と共に自分の体が物理学の法則に従い前に動こうとするのを感じて彼の意識は途切れた。 なにがおきたのだろうと怪訝な様子を浮かべアヴドゥルを見ると彼の視線は固定されたかのように真正面を見続けていた。 「フェルディナンド、君は車内で動かないでくれ。」 かれは緊張した顔つきで言った。その声には、今までで一番強い有無を言わせない迫力があった。 一体なにがそこまで彼をこんなにも警戒させているのか?その答えは簡単であった。 いつのまにか入ったD-6の住宅街に1人、殺気を撒き散らしこちらを睨み付けている男がいるからだ。 ―――優しい光りが彼らを包んでいた。遥か天から見守る月。彼が目撃者となる今回の闘い、一体どうなるのだろうか?次第に雲が月を隠し始めた……。まるでこれからおきる悲劇から顔を背けるかのように…。 ◇ ◆ ◇ D-5のデパート。普段ならば夕食のために買い物をしに来た主婦や、帰宅前のサラ―リーマンでにぎわっていることであろう。しかし今の時間帯は深夜。そして忘れてはならない、ここは“殺し合い”の現場なのだ。当然誰もいない、いるはずがない……。 …いや、いる!一人の男が!ギアッチョ、それがこの男の名前。 彼ははたしてなんのためにこのデパートにいるのだろうか? 唐突だが考えて欲しい。このギアッチョという男の性格についてだ。暗殺チームに所属していて、スタンド“ホワイトアルバム”の使い手である彼の性格はいたってシンプルである。目的のためには手段を選ばない、短気、理屈屋。彼の性格を簡単に言うとこんなところだろう。特に“短気”という点では際立っている。なにせ言葉にキレることができることなど彼ぐらいだろう。 先ほどの疑問への答えは簡単だ。人を待っているのだ。逃がしてやった弱者が、だれか人を呼んでくるのを待っているのだ。だが、しかし…… 「このバトルロワイアルってよォ~殺し合いなんだよなぁ?他人を蹴落として、一人だけが生き残るサバイバルゲームだよなァ~?………だったらよぉ~なんでおれに対する支給品がただの“十字架”なんだよーーーーーーッ!?なめやがって、クソッ、クソッ!みんなで神に祈れば願いが通じるとで思ってるのか、クソッ!チクショーー、なめやがって!クソッ、クソッ!」 たださえ、イカ墨がついてそのヒドイ臭いにイライラしていたのに続いて期待していた支給品がこれだ。はたして彼が人を待つなどということができようか?いや、できるわけがない。例え、それが自分の計画であったとしても、だ。 実際には何分待ったのかわからない。三十分?一時間?いや、たったの十分だけかもしれない。ただ彼の中のイライラは最高潮に達している。 そしてギアッチョが出した結論は、“獲物を狩りに行く”。 (とりあえずこの“留置所”に行ってみるか…。スペースシャトルなんかに近寄るやつはいねぇだろうからな…) その結論がこの先のかれの運命を決定するとは夢にも思わず、彼は歩きだした。綺麗な満月の元、彼は歩き出したのだ…。 ◇ ◆ ◇ どうやらこの男、相当の手練れのようだ……。長い間占い師としてたくさんの人を、ジョースターさんたちと一緒に何人もの敵を見てきたから自分自身の人を見る目には自信がある。 だからわかる。この男には貫き通す意志の固さと数多の戦場、修羅場をくぐり抜けてきた臭いがする…。 車から降りてとりあえず説得してみよう。それでもだめなら…仕方がない。 「私の名前はモハメド・アヴドゥル!私たちはこのゲームに乗っていない!協力する気があるならばすぐに止まれッ!」 私の予想に反してその男はピタリと動きを止めた。しかし私の中の危険信号は以前回り続けている。嫌な汗が私の額を流れ、握りしめた拳が汗ばんでくる。 「あんた今、“協力”って言ったかァーーッ?だったらよぉ、この“協力”って漢字おかしくねぇか?せっかく三つの力が力を合わせて積み上がってるのに、ひとつだけでしゃばりやがってッ!せっかくのチームワークと絆が台無しじゃねェーかッ!なめやがって、この漢字!クソッ、イラつくぜェー!くそ、くそッ!」 次の瞬間……正直に言おう。私は恐怖した。 ふと違和感を覚えた拳を開こうとするが開かないのだ。それどころか指が気味の悪い紫色になり、接着剤で固定されたかのように動かないのだ! そして、気がついた。額にかいた汗をさわるとパリパリと音をたてて透明のものが落ちてくる。自分の両腕には鳥肌がたち、奥歯が自然と鳴り出す。 これは恐怖のためではない。私もスタンド使いのはしくれ、死を恐れて歯が鳴るほど縮みあがるやわな精神ではない。 では、なぜか?温度だ…。急激に気温が下がったのだろう……つまりこいつは温度を操るスタンド使い! 「ほんとはこうゆうのは嫌いなんだけどよォ、お前を“ぶっ殺す”前にひとつ聞くぜ…。お前とあそこにいる野郎はトリッシュって女のこと、知らねェーか?」 チラッと後ろに目を向けると心配そうな顔をしたフェルディナンド君が車から降り、こちらを見ている。目の前の男に注目を払いつつ、手の動きと目でもっと下がるよう指示する。 この男はその動作を見ただけで私の答えを察知したらしい。 「“NO”のようだな、アヴドゥル…。それじゃ、ブチわれな!」 ヤる気満々になりながらも、相手を冷静に見れるとは……。 こいつはなかなかヘヴィになりそうだ! ◇ ◆ ◇ こんな状況でなければ見とれてしまうだろう。それほどまでに月の下で光を反射し、アヴドゥルへと滑っていくギアッチョは美しい。舞い上がる氷がダイヤのように弾け、まるでスケートリンクをかけていく妖精かのようだ。 すぐさま距離を縮めるギアッチョに対し、アヴドゥルはどうするのか?彼の得意技、クロスファイアーハリケーンを放つのか?ジョースター一族伝統的戦法“逃げ”か? しかしアヴドゥルは迷っていなかった。彼が選んだ選択肢、意外!それは直進ッ! 怪鳥を思わせるような顔、凄まじいほどの熱気をまとったマジシャンズ・レッドを出現させアヴドゥルはまっすぐギアッチョに向かって行く。彼は自分の力を冷静に推し量り、すべてを計算したうえでこの答えを出したのだ。 (スタンドは本体との距離が近ければ近いほど強くなる。やつの射程距離は私を大きく上回っているがスタンドのパワーだったら負けないはずだ!) アヴドゥルの中にも自負があるのだ。火を操るアヴドゥルがこの“温度”という勝負で負けるわけにはいかないと。 二人の距離が一気に縮まっていく。 50メートル…25メートル…10…5…そして…ぶつかり合う拳と拳! 巨大な氷をフライパンでおもいっきり叩いたような音が周りに響く。均衡している互いの力。だが次第に二つの拳から徐々に、徐々に水滴が現れ両者の手を伝っていく。それはすなわち氷が溶けているということ。アヴドゥルの力が勝っているということ。 手首、ひじ、腕。水滴は重量に逆らうことなく、体を伝っていく。二人はいまだ動かない。まるでこの水滴が二人の勝負を決めると約束したかのように。その水滴が体を離れ、地面に落下した瞬間…、 「ッ!?」 ギアッチョの手を覆っていた氷が目でもはっきりとわかるほど溶け始めたのだ! 直接触れるだけで相手を凍らせ、一種の氷の芸術にしたてあげる“ホワイトアルバム”はアヴドゥルの悪を打ち砕くという心に負けたのだ! 自分の勝利を確信したアヴドゥル。この勝機を逃すまいとマジシャンズ・レッドが熱を強めていく。その強さ! 銃弾も刃物も通さなかった厚い氷が水溜まりとなって二人の足元を濡らすほど!ギアッチョの表情が焦りと恐怖に染まるほど! もはやギアッチョがまとっている氷の鎧はわずかなもの。 ―――しかし 「なッ……に…?!」 アヴドゥルの腹部を衝撃が襲う。 その時アヴドゥルはなにが起きたかわからなかった。ギアッチョが組み合ったまま繰り出してきた蹴りを同じく足でさばき、カウンターを叩き込む。そのはずだった…。ギアッチョの蹴りにはスピードも、キレもなく、パワーも感じない平凡な蹴りであった。 なのに…なぜアヴドゥルはその蹴りをくらってしまったのか…? ゴゴゴゴゴ…… 「たまによォー、画ビョウを踏んづけちまったのに気づかないて靴下が血だらけになってることあるよなぁー?ムカつくよな、チクショー、なんでこんなとこに画ビョウがあんだよって思うよな。あれってつまり足の裏の神経がにぶいんだよなぁー?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… 「そう、にぶいんだよなぁ…。ところで寒さって切り詰めていくと痛みになるわけだ。だからだろうな、アヴドゥル…。だからお前の足を凍らせ、水溜まり固定してもお前は気づかなかったんだろうなァー!!」 固定といってもほんの僅かなもの。しかしこのギアッチョの前ではその僅かな隙は死に繋がる。ほんの数秒、足を無理やり引き離そうと思えば可能だ。しかしそれで戦えるほどこの場は甘くない。 追いつめたと思ったのは逆に追いつめたられていたのだ。勝ったと思った時には負けていたのだ。アヴドゥルのパワーが勝っていたわけではない。“あえて”パワーを抑えたギアッチョの作戦だったのだ! ギアッチョが繰り出した蹴りは的確にアヴドゥルの内臓を揺らした。それはアヴドゥルがマジシャンズ・レッドのコントロールを失うには充分な一撃。 足元から次々と登っていく氷!! 考えてみてほしい!!自分の体が生きたまま氷付けにされていくことを!!痛みももなく、冷たさも感じず自分へ死が近づいていることを!! 「うおおおおおおッ!!」 「チェックメイトだぜ……アヴドゥル!」 ◇ ◆ ◇ フェルディナンドは心の底から恐怖していた。絶望していた。 正直に言うとこう思っていたのだ。 自分のこの能力は最強だ、アヴドゥルと供に行動し、何人か仲間が集まったところをブスリ。あとはそいつを利用して恐竜化を伝染させていけばいい、このゲームで優勝するのは自分だ、と。 だがこのギアッチョを見て彼の心と自信はくだけ散った。 (こんなやつ…勝てるわけがない!) それが率直な感想であった。 百獣の王、ライオンが史上最強の肉食恐竜、ティラノサウルスを相手にするようなものだと思った。 刀を通さない硬い鎧、遠く離れているにもかかわらず自分の息が白くなるほどのパワー、そして今まさに氷ついていくアヴドゥル。 (アヴドゥルが殺されたら次は自分の番だ…いやだ、死にたくないッ!) しかし気持ちとは裏腹に体は動かない。まるでアヴドゥルと同じように体を凍らされたかのように。 そうこうしているうちに一歩一歩アヴドゥルへと確実に死は近づいている。 アヴドゥルはなんとか固定された氷を溶かそうと炎を燃え上がらせる。懸命に力を振り絞るマジシャンズ・レッド。それでも氷は溶けない、ヒビさえ入らない。 鋭く冷たい氷のような殺気がギアッチョのなかで燃え上がる。蒼白い炎かのように。 口をついてでる言葉と供にギアッチョの眼光がさらに厳しくなる。 ドドドドドド 「覚悟はできてるんだろうな?」 ドドドドドドドドドドドド… 「こいつは俺の仲間の受け売りだがなァ、俺たちギャングは…“ぶっ殺す”と思った時には…」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドド…! 「すでにッ!ぶっ殺しているんだッ!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…! 「死ねェ――――ッアヴドゥル―――……ッ?!」 ―――ギアッチョが倒れた。 フェルディナンドは思った。ギアッチョはただ転んだだけだ、すぐに立ち上がるだろう。そしてアヴドゥルと自分を始末するだろう、と。 フェルディナンドの脳裏に今までの人生が走馬灯のように駆け巡る。自分はここで死んでしまうのか、短い人生だったなぁ、とフェルディナンドはぼんやりと思った。しかしその走馬灯もひとつの“奇妙な疑問”の前に頭からふっ飛んだ。 “なぜギアッチョは転んだまま立ち上がらないのか?” ギアッチョはまるで道端に落ちている犬の糞を避けようとし、足をくじいたかのようにそのまま動かないのである。転んだこと自体不思議なのだが、さらに不思議なのは倒れてから立ち上がるまで時間がかかりすぎているのだ。 まるで“立ち上がらない”のではなく、“立ち上がれない”かのように。 ―――――答えは 「な…んだ?!肺…喉…かァ?呼………吸がで…きね…ェ…う…そだそ…んな…馬鹿…なッ!?」 「チッチッチッ…。このモハメド・アヴドゥルがなんの考えもなしに、ただ君のなすがままになっていたと思ったのかね?」 ―――フェルディナンドはやっとわかった。なぜモハメド・アヴドゥルが“赤の魔術師”を名乗っているのか。 「火を燃やすには酸素が必要だ。そして火を燃やせば酸素が消費され、二酸化炭素が空気中に発生する。私がなにが言いたいかわかるだろうね?」 ―――なぜ彼のスタンドが“火”を使えるのか。 「火事場で火を恐れてはいけない。人間の身体は案外丈夫に作られていてそう簡単に焼け死ぬことはないからね…。では逆にどのようなことに気をつけないといけないのか?それは二酸化炭素を吸いすぎ、酸素が足りなくなることだ。」 ―――どうして自分は彼の言葉に説得されるのか。それは… 「今君はまさしく呼吸困難に陥っている…。私の作り出した火とその二酸化炭素によってね!」 ―――彼が自分の心に希望という名の火を灯す手品師だったからだ! 「アヴドゥル!」 いつの間にか口をついて出た言葉。しかしその声はほんの数十分前とはまるで違う声。尊敬と感謝、その二つが込められていた。 「Yes I am!!チッ、チッ、チッ!!」 ◇ ◆ ◇ ギアッチョが思いだしたのは自分たち暗殺チームが受けた屈辱。ボスの娘、トリッシュを奪うために死んでいった仲間たちのこと。そしてギャングとしての誇り。彼にとってこの状況は屈辱なのだ。勝利を確信している二人を前に、生殺しにされている今の自分が気に入らないのだ。 (なめやがって、クソッ!!俺たちは腕が取れようが、足をもがれようが相手に食らいつくという覚悟の元、ギャングをやっている…。そこらのゴロツキやチンピラとはわけが違うんだぜ…。相手にみすみすと勝ちを手渡すぐらいなら俺たちギャングは…!) 自分の身体に鞭を打って立ち上がったギアッチョ。予想外といった表情をとるフェルディナンド。すかさず戦いの構えをみせるアヴドゥル。 今のギアッチョに付け込む隙があるとしたら、それは今だ凍っている足元の氷。動くことのできないアヴドゥル。そして、二人の油断。 (なんとかして、なんとかしてアヴドゥルの身体に直接触れる。二十秒…いや十秒で充分だ。触り続けることができたならやつを完全な氷像にできるッ!いや、やってみせるぜッ!) もはやギアッチョに自分の身体を気にするそぶりなどない。もうろうとする意識、整わない呼吸、両手へのヒドイ火傷。 彼は覚悟した。そして別れを告げた。自分の命と死への恐怖に。 マジシャンズ・レッドの燃え盛る拳。左肩に走る激痛。倒れこんだ時に左手首に聞こえたいやな音。もう左手は使い物にならない。なんでもない肘打ち。それすらも止めることができない。 「………ドゥル!!」「…るな!!その…ま……そ……いるん…!!」 どうやら聴力まで失ってしまったようだ。目の前で騒いでいる二人の声がまったく聞こえない。 右胸にくらい再びぶっ飛ばされる。立ち上がる。顔面に左ストレート。立ち上がる。再びその場に倒される。 だが、歩みだけは止めない。一歩一歩確実にアヴドゥルへと向かっていく。自分の誇りを胸にギアッチョは立ち上がり続ける。 そうして何回跳ね飛ばされただろう?何度酸素不足で意識を手放しかけただろう? しかしギアッチョは諦めなかった。 その執念が!その根性が!彼はついに掴んだのだ、アヴドゥルの手を! 瞬く間に凍り付いていくアヴドゥル。ギアッチョ最後のスタンドパワーの凄まじさと言ったら! 今度こそ仕留めてやる、その気持ちが乗り移ったかのようにホワイトアルバムのパワーは強まっていく。 彼自身の身体が凍ってしまうほどに。 ふたつの氷像ができあがっていく。その様は一種の絵画。一人の男にすがりつくもう一人の男。まるで自分の罪に許しを請う人間とそれに答える聖人かのような。 着々とできあがる氷像を前にギアッチョの表情は満足気であった。自分の信念を貫けた、ギャングの誇りを示すことができた。それだからだろうか、急に意識が遠くなる。身体が言うことを聞かなくなり、瞼がストーンと落ちてくる。 しかし…次の瞬間、彼の目に飛び込んだものは――― (……!?…アヴドゥル……!!こいつ……ッ!!) 彼の目に映ったのは自分自身の身体を燃やしているアヴドゥル。自分の体に火を着け、なんとか体の凍結を食い止めているアヴドゥル。 人間が生きているということはそこにエネルギーがあるということだ。エネルギーがあるということは熱を持っているということ。熱があるということは凍らないということ。 凍ってしまった体や氷自体を溶かすことができないのはもうわかっていた。よってアヴドゥルは自分自身の身体を燃やしたのだ。その目にひとつの“覚悟”を宿して。 (……完…敗だぜ…。認めてやるよ…、アヴドゥル…。お前の…その光り輝く“黄金の精神”!) ギアッチョは最後に無念の表情を浮かべ、氷と炎の狭間でその一生を閉じた。 ◇ ◆ ◇ 住宅街にはもはや戦闘の音は響いていない。ただ一人の男のかすれた声が聞こえるだけだ。 「アヴドゥル…」 死力を尽くしたその男をフェルディナンドは抱きかかえている。彼の腕は氷に包まれ、そして下半身は消し炭かのように真っ黒となり、周りに人間が焼けたときの独特の臭いを漂わせている。そしてそれが示している。もうこの男は助からない、と。 しかし何のいたずらか、彼はまだ生きていた。モハメド・アヴドゥルが必死に生きようと足掻いた結果、天は彼に少しの時間を与えてくれたようだ。 「どうして…こんな……。君がいなかったら…「チッ、チッ、チッ…」 その言葉を遮る。今彼が欲しいのは悲しみにくれる言葉でも、涙でもない。彼が生きた結果、それを新たなものに受け継がせなければならないのだ。 「フェルディナンド君…ここをすぐに離れろ。戦闘音を聞いたほかの凶暴な参加者がやってくるかもしれない…」 アヴドゥルの手がフェルディナンドの手を握る。その手は死を直前に控えた人のものとは言えないほど力がこもった手であった。 アヴドゥルの顔に笑みが浮かぶ。その表情は死を直前に控えた人のものとは言えないほど穏やかでやさしさに満ちている表情であった。 「ジョースターさん、承太郎、花京院にポルナレフにイギー…みんなに謝っといてくれ。“すまない、みんな…今度ばかりは本当に死んでしまうようだ”と…」 フェルディナンドはその手を握り返す。 「自分で言えばいいじゃないか、アヴドゥル…。とてもそんな言葉、私には言えない…」 そう、フェルディナンドにもわかっている。アヴドゥルが死んでいくなんてわかっているのだ。それでも認めたくないという気持ちが彼の中であるのだろう。 しばらくして、心が落ち着いてから彼はアヴドゥルの目を見てはっきりと言った。 「アヴドゥル、君の意志は受け継ぐ。必ずやあの“荒木”を打倒して見せよう」 その力強い言葉を待っていたのだろう、満足したかのように目を閉じる。そしてかすれた声で言う。 「ありがとう、フェルディナンド君…。そしてもうひとつ……みんなに伝えてくれ……。」 「“つらいことがあった、いろんなことがあった…でも楽しかったよ。みんながいたからこの旅は楽しかった”…」 彼の目から一粒の雫が零れ落ちる。 彼の手から…力が…抜けた…。 そして…モハメド・アヴドゥルは…眠りに着いた。 永遠の眠りへと…。 モハメド・アヴドゥルは死んだ。 …そう確かに死んだのだ。 だが次の瞬間、彼は生き返った。偽りの生命を持って。 「言ったじゃないか、アヴドゥル…自分で言えばいいと…」 その目に宿すものは異常なまでの“生”への執着心。自分の目的のために自分自身を捨て去る漆黒の決意。 「君が死んでよくわかったよ…やはり“生きる”というのは大切だ。大地への尊厳以上に大切なんだ、自分が死んだら大地もくそもないからな…。」 その手に握るは医療という名の元、何人もの医者が人々に“生”を与えてきたメス。皮肉なことにそのメスがアヴドゥルに最も穢れた“生”を与えてしまった…。 「約束は確かに果たすよ、アヴドゥル…。君の言葉も確かに伝えよう…。」 その顔に浮かぶのは狂気。過程や方法などどうでもいいといわんばかりの表情。 「だが、生き残るのはこの私だ…。最後に笑うのはこの…、フェルディナンド博士だ…!」 闇に獣の声が響いた。 【D-6 /一日目/黎明】 【フェルディナンド】 [スタンド]:『スケアリーモンスターズ』 [時間軸]:ロッキー山脈への移動途中(本編登場前) [状態]: 固い決意、精神力疲労(中) [装備]:メス(ジャック・ザ・リパーの物) [道具]:支給品一式 ×4、麻薬一袋、ダイアーの未確認支給品×0~2個、スティックス神父の十字架 [思考・状況]: 基本行動方針:優勝する。過程や方法などどうでもいい。 1.優勝する。 2.恐竜化したアヴドゥルを利用する。 3.ジョセフ・ジョースター、花京院典明、J・P・ポルナレフ、イギー、空条承太郎にアヴドゥルの最後の言葉を伝える。協力する気はないが、利用できるならば利用する。 4.荒木に対する恐れ(だいぶ薄れました) ※フェルディナンドは、 『ジョセフ・ジョースター、モハメド・アヴドゥル、花京院典明、J・P・ポルナレフ、イギー、空条承太郎』 の姿と能力を知りました(全て3部時点の情報)。 ※フェルディナンドがこの後どこに向かうかは次の書き手さんにお任せします。ちなみに彼は車を運転できません。よって彼が車をどうするかも次の書き手さんにお任せします。 ※ギアッチョの支給品はスティックス神父の十字架でした。 ※恐竜化したアヴドゥルが博士の近くに横たわっています。 ※アヴドゥルの首輪はついたままです。機能自体は停止していますがなかに爆薬はまだ入っています。 ※「スケアリー・モンスターズ」は制限されています。 解除後は死亡 恐竜化してもサイズはかわらない 持続力、射程距離、共に制限されています。ある程度距離をとると恐竜化は薄れていきます。細かい制限は次の書き手の皆さんにお任せします。 恐竜化の数にも制限がかかっています。一度に恐竜化できるのは三体までです。 ※フェルディナンドは制限に気づいてません。 ※荒木は放送でアヴドゥルの名前を呼びます。 【モハメド・アヴドゥル 死亡】 【ギアッチョ 死亡】 【残り 75人】 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 21 恐竜博士と、占術士 モハメド・アヴドゥル 18 ダイアーさんは砕けない ギアッチョ 21 恐竜博士と、占術士 フェルディナンド 84 虫と恐竜
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パラメータ説明 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT オフェンス シュート ドリブル パス ディフェンス ブロック タックル パスカット POW SPD TEC STA CAT PUN 次LV 総合 パワー スピード テクニック スタミナ キャッチ パンチング 次LVに必要な経験値 総合力 ※LV部分等に 色がついてる場合は未確認データです。 フランツ・シェスター[世界選抜] 異名 正確無比な司令塔 台詞 俺のポジションを空けてもらおうか グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ブロンズ MF LV1 59 63 63 63 64 57 58 56 58 56 61 63 57 24 24 10 10 LV10 65 71 71 70 72 61 64 59 62 60 68 70 62 25 26 80 109 LV20 72 77 77 77 78 68 70 66 69 67 74 77 68 28 28 180 219 LV30 78 84 84 83 85 75 77 73 76 73 80 84 74 31 32 425 329 LV40 85 90 90 90 91 81 83 79 82 80 87 90 81 34 34 - 439 ブロンズ+ LV50 88 94 93 94 95 84 86 81 85 82 90 93 84 37 37 - - 必殺技 ボールキープジャンプ(2)、華麗なパス(3) グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) シルバー MF LV1 66 69 70 69 70 63 64 61 64 62 67 70 63 26 26 10 10 LV10 70 76 76 75 77 66 68 63 67 65 72 76 66 28 27 50 58 LV20 75 80 81 80 81 71 73 69 72 70 77 80 71 31 29 200 118 LV30 80 86 86 85 87 75 77 73 77 75 82 85 75 36 36 280 184 LV40 85 91 91 90 92 80 82 78 82 79 86 90 80 37 34 280 244 LV50 89 95 96 94 96 85 87 83 87 84 91 95 85 38 35 300 310 LV60 94 100 100 99 101 90 92 88 91 89 96 100 90 38 38 - 370 シルバー+ LV70 97 103 104 102 105 93 95 90 94 91 99 103 93 41 41 - - 必殺技 ボールキープジャンプ(2)、華麗なパス(3) グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ゴールド MF LV1 74 78 79 78 79 71 72 69 72 70 76 79 71 30 30 40 10 LV10 78 84 84 84 85 73 75 70 75 72 81 84 72 33 31 160 50 LV20 82 88 88 87 89 77 79 75 79 76 84 88 77 34 33 280 90 LV30 86 92 92 92 92 81 83 79 83 80 89 91 81 37 34 170 130 LV40 90 96 95 96 97 85 87 83 87 83 93 96 85 40 36 335 166 LV50 94 100 100 100 101 89 91 86 91 88 97 100 89 42 37 271 212 LV60 98 104 104 104 105 93 95 91 95 92 101 104 93 42 39 201 262 LV70 102 108 108 108 109 97 99 95 99 96 105 108 97 43 41 145 308 LV80 106 112 112 112 113 101 103 99 103 100 109 112 101 43 43 - 358 ゴールド+ LV90 109 116 115 116 117 104 106 101 106 102 112 115 104 46 46 - - 必殺技 ボールキープジャンプ(2)、華麗なパス(3)、テクニカルボレー(3) グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) プラチナ MF LV1 87 92 92 91 93 83 84 81 84 82 89 92 83 35 35 10 10 LV10 90 97 97 97 98 85 87 82 86 83 93 98 84 36 35 80 37 LV20 94 101 101 101 102 88 90 86 90 87 97 101 88 38 37 180 67 LV30 98 104 104 105 105 92 95 90 93 91 100 105 92 40 38 260 97 LV40 101 108 108 108 109 96 99 93 98 95 104 108 95 43 41 310 127 LV50 105 112 111 112 113 100 102 97 101 98 108 112 99 44 42 100 157 LV60 109 116 116 116 117 103 105 100 105 102 112 115 103 45 44 130 197 LV70 112 119 119 119 121 107 110 104 108 106 116 119 107 47 45 160 237 LV80 116 123 123 123 125 111 114 108 112 109 119 124 110 48 47 190 277 LV90 120 127 127 127 128 115 117 112 116 113 123 128 114 49 48 220 317 LV100 124 131 131 131 132 119 121 116 120 117 127 131 118 50 50 - 357 プラチナ+ LV110 127 135 134 135 136 121 124 118 123 119 130 134 121 53 53 - - 必殺技 ボールキープジャンプ(2)、華麗なパス(3)、テクニカルボレー(3) グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ドリーム MF LV1 108 114 114 114 115 103 105 101 104 102 110 114 103 43 43 60 10 LV10 112 121 121 120 122 105 108 101 107 103 115 121 105 45 44 100 43 LV20 117 125 125 125 126 110 113 107 112 108 120 126 110 46 44 170 83 LV30 121 130 130 129 131 115 118 112 117 113 125 130 114 48 46 280 123 LV40 126 135 135 134 136 120 123 117 122 118 129 135 119 51 49 415 166 LV50 131 140 140 139 141 125 127 121 127 123 134 140 124 52 50 400 206 LV60 136 145 145 144 146 129 132 126 130 126 139 145 128 56 51 110 251 LV70 140 149 149 148 150 134 136 131 135 131 144 150 134 58 55 160 301 LV80 145 154 154 153 155 139 141 136 140 136 148 155 138 58 57 250 354 LV90 150 158 159 158 159 143 145 139 145 141 153 159 142 59 60 300 404 LV100 154 163 163 162 164 147 150 144 149 145 157 163 147 62 62 - 454 ドリーム+ LV110 157 166 167 165 168 150 153 146 152 147 160 166 150 65 65 - - 必殺技 ボールキープジャンプ(2)、華麗なパス(3)、テクニカルボレー(3) コメント 誤りの指摘、追加情報など、このページの内容に関するコメントのみお願いします。※未確認データをwiki編集する際はLV部分や該当項目に BGCOLOR(thistle) で色を付けて判別できるようにお願いします。 ↓能力を書きこむ際には下記テンプレの利用をお願いします。wikiに反映してくれる方の負担が減ります。 |?|LV1|||||||||||||||||| |ポジション|Lv|総合|OFE|SHO|DRI|PAS|DEF|BLO|TAC|CUT|POW|SPD|TEC|STA|CAT|PUN|次Lv|次Lv(+)| |FW|LV1|40|41|46|41|37|39|38|42|38|43|40|37|42|5|5|20||(記入例/通常) |FW|LV1|40|41|46|41|37|39|38|42|38|43|40|37|42|5|5||10|(記入例/プラス) PシェスターLv50次経験値100 ボールキープジャンプ(2)、華麗なパス(3)、テクニカルボレー(3) -- (名無しさん) 2012-12-06 09 43 05 B+シェスター |?|LV10|65|71|71|70|72|61|64|59|62|60|68|70|62|25|26||109| |?|LV20|72|77|77|77|78|68|70|66|69|67|74|77|68|28|28||219| -- (TOC) 2012-12-06 10 40 20 P+シェスター |MF|LV40|101|108|108|108|109|96|99|93|98|95|104|108|95|43|41||127| -- (名無しさん) 2012-12-11 20 32 44 ---ここまで入力済--- -- (名無しさん) 2012-12-11 23 49 15 S+シェスター |?|LV50|89|95|96|94|96|85|87|83|87|84|91|95|85|38|35||310| -- (TOC) 2012-12-13 10 45 35 S+ |?|LV60|94|100|100|99|101|90|92|88|91|89|96|100|90|38|38|-|370| -- (TOC) 2013-01-18 09 00 16 -------------ここまで入力 -- (名無しさん) 2013-02-10 01 24 42 S+ |?|LV70|97|103|104|102|105|93|95|90|94|91|99|103|93|41|41|-|-| -- (TOC) 2013-03-26 10 33 03 ---ここまで入力済み--- -- (名無しさん) 2013-05-26 22 36 14 ttp //static.ntsubasa.klabgames.net/images/site/common/players/player_2201.png ttp //static.ytsubasa.klabgames.net/images/site/common/players/player_2201.png -- (名無しさん) 2013-06-30 13 54 44 名前 コメント すべてのコメントを見る
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フリードリヒヴィルヘルムフェルディナントヨーゼフマリアマヌエルゲオルクマインラートフィデリスベネディクトミヒャエルフーベルト(フリードリヒ・ヴィルヘルム・フェルディナント・ヨーゼフ・マリア・マヌエル・ゲオルク・マインラート・フィデリス・ベネディクト・ミヒャエル・フーベルト) フリードリヒヴィルヘルムフォンホーエンツォレルンジグマリンゲンの別名。
https://w.atwiki.jp/booklove/pages/623.html
初出:番外編13話 容姿 淡い黄色のヴェールをかぶった女性。 高い位置で髪を結っているのがヴェールの形からわかる。 顔の上半分は見えず、唇より下が見えるだけ。 地位 階級:神族(風の眷属神・時の女神) 作中での活躍 本編以前の来歴、伝説については神々のこぼれ話を参照。 歴史の絵柄が変わってしまうと嘆くヴェントゥヒーテを可哀想に思い、シュテルラートの力でローゼマインの糸の色を完全に同化させて、一部を代償にする事で、20年以上前の時点で切れてしまったフェルディナンドの糸を繋いでやろうとする。 そのためにローゼマインを呼ぼうとするが、フェルディナンドのお守りの力で阻まれた為、時の女神の東屋にてハンネローレの身体を借りて呼び出した。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
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マファルダマルガレーテ(マファルダ・マルガレーテ) イタリア王の系譜に登場する人物。 関連: モーリッツフォンヘッセン (モーリッツ・フォン・ヘッセン、父) タティアナツーザインヴィトゲンシュタインベルレブルク (タティアナ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ベルレブルク、母) エンリコマローネチンザノ (エンリコ・マローネ・チンザノ、夫) カルロガルド (カルロ・ガルド、夫) フェルディナンドブラチェッティペレッティ (フェルディナンド・ブラチェッティ・ペレッティ、夫)
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プリーステス FL*M/FL*M - 2013-02-19 13 22 17 パンシー EL*L/EL*L - 2013-02-19 13 23 23 バルバラ、バンシー追加 - 2013-02-23 20 20 34 ツバキ(覚醒)追加 - 2013-02-24 19 47 07 アーントロート(覚醒)、ステラ(覚醒)、ミルドレッド(覚醒)、ニーア(覚醒)追加 - 2013-02-26 23 45 16 ダリアン(覚醒)、アンダースパイダー(覚醒)追加 - 2013-02-27 00 14 38 ロビン(覚醒)追加 - 2013-02-28 00 46 03 バーグラー(覚醒)、バルバラ(覚醒)、ミルドレッド、エイラ(覚醒)追加 - 2013-03-01 06 26 48 バルバラ(覚醒 - 2013-03-02 10 22 58 みす。バルトロ(覚醒)追加 - 2013-03-02 10 23 10 アーントロート追加 - 2013-03-02 12 50 14 レプトゥル追加 - 2013-03-03 11 52 25 ダーク・クルセイダー追加 - 2013-03-03 12 00 32 ブラッディクルセイダー(覚醒)追加 - 2013-03-03 18 54 42 エイラ追加♪ - 2013-03-03 20 58 47 マーゴ、カナック、カナック(覚醒)、バシリスク(覚醒)追加 - 2013-03-05 22 39 49 ゴメス(覚醒)、ハイプリーステス(覚醒)、ザトック(覚醒)追加 - 2013-03-07 00 10 01 マーゴ(覚醒)追加 - 2013-03-07 01 34 07 ゴメス追加 - 2013-03-08 00 30 37 ポーラにスキルは無かったと思うんだけど - 2013-03-08 16 22 50 ポーラにスキルは無しです。表記に誤りがございましたので修正対応をさせていただきました。 - 2013-03-09 01 34 06 ザトック追加 - 2013-03-09 01 35 41 5-10はアンバースパイダー(AmberSpider) - 2013-03-14 20 05 43 アンバースパイダー修正しました。ありがとうございます。 - 2013-03-16 09 42 23 ソシエ、ライフスティーラー、ハヤテ追加 - 2013-03-16 09 42 39 7-3 フェルディナンド R 40 1200 1500 10 30 M**L(防) FFEL(防) - 2013-03-19 00 48 24 7-4 フェルディナンド(覚醒) R 50 1360 1500 10 150 M**M(防) FFEM(防) - 2013-03-19 00 50 27 ソシエ(覚醒)、ソウルスティーラー(覚醒)、エーフィ、ドロシア、ドロシア(覚醒)、フェルディナンド、フェルディナンド(覚醒)追加 - 2013-03-19 01 16 58 レップウ(覚醒)、シノブ追加 - 2013-03-22 00 45 16 シノブ(覚醒)追加 - 2013-03-22 01 36 38 エーフィ(覚醒)追加 - 2013-03-23 00 58 40 オニヒメ(覚醒)追加 - 2013-03-28 07 13 49 オニヒメ追加 - 2013-03-28 07 52 04 ハヤテの後衛スキル修正 - 2013-04-03 01 00 10 シノ追加 - 2013-04-11 01 30 20 シノ覚醒追加 - 2013-04-11 01 32 21 イベントによって、職業が関係してくるようになってきました。この表に、「職業」の欄があるととっても便利です。追加して下さい>すごい人 - 2013-04-11 10 32 27 職業と掲示板に上がっているMAX攻防、時間できたら別ページにまとめます。時間できたら。。 - 2013-04-13 00 04 25 ロビンのスキルは(防)ですね。 - 2013-04-13 05 02 21 ↑攻撃中のスキルだから(攻)で問題ないですね。 - 2013-04-13 05 19 05 シモン追加 - 2013-04-14 00 49 55 アスカ(覚醒)追加 - 2013-04-18 00 24 08 アスカ追加 - 2013-04-18 00 31 09 シモン覚醒、Sクリピー、Gクリピー追加 - 2013-04-20 13 09 09 シモン覚醒ってSR? 間違いかな? - 2013-05-08 12 42 14 シモン覚醒修正しました - 2013-05-12 18 04 16
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ジャックピエジャンシャルルビアンヴニュサンソンペラージュエルミニジルドルカレドアルヴァリフェルディナンゴンザルヴアルフォンスマリーデドゥラールアンリルイロベールフランソワラミールジョゼフジョアシャンイジドールレアンドルミシェルガブリエルラファエルピエールブノワフィリップ(ジャック・ピエ・ジャン・シャルル・ビアンヴニュ・サンソン・ペラージュ・エルミニジルド・ルカレド・アルヴァリ・フェルディナン・ゴンザルヴ・アルフォンス・マリー・デ・ドゥラール・アンリ・ルイ・ロベール・フランソワ・ラミール・ジョゼフ・ジョアシャン・イジドール・レアンドル・ミシェル・ガブリエル・ラファエル・ピエール・ブノワ・フィリップ) ハイメデボルボンイボルボンパルマの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/105772.html
ルートヴィヒザルヴァトールフォンエスターライヒトスカー(ルートヴィヒ・ザルヴァトール・フォン・エスターライヒ=トスカー) イタリアのトスカーナ大公の系譜に登場する人物。 関連: レオポルドニセイ(2) (レオポルド2世、父) マリアアントニアディボルボーネドゥエシチリエ (マリア・アントニア・ディ・ボルボーネ=ドゥエ・シチリエ、母) 別名: ルイージサルヴァトーレマリーアジュゼッペジョヴァンニバティスタドミニコラニエーリフェルディナンドカルロゼノビオアントニーノ (ルイージ・サルヴァトーレ・マリーア・ジュゼッペ・ジョヴァンニ・バティスタ・ドミニコ・ラニエーリ・フェルディナンド・カルロ・ゼノビオ・アントニーノ)
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初出:第667話 地位 階級: 職種:ギーベ・ヴルカターク 作中での活躍 アーレンスバッハの貴族。 ローエンベルクがある山岳地帯とつながり、ザイツェンの西隣で、グリーベルの南西とイルクナーの南側に隣接している領地をおさめている。 15年春に魔力散布祈念式の対象地となり、魔力散布祈念式と魔獣狩りを実施する旨の通達をフェルディナンドから受けた。 魔力散布祈念式の最中に、旧ベルケシュトック方面から魔獣がヴルカターク領の側へ移動していることと、ヴルカターク領が神々の御力に満たされ始めたので、魔力を求めて移動しているのではないかという推測を、フェルディナンドへ報告した。(*1) コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
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新情報すぎて憶測に過ぎないけど、ヴァラマリーヌさんってイタリア系の名前じゃなくて、フランスっぽいんだよね。クラッセンと何らかの関わりがあったりして (2021-12-11 21 41 25) 傍系の可能性と言うかまんまクラッセンの血が入っていてもおかしくないのでは?アダル姫は数世代に一人しか送り込めないし、その間は姫の娘がいるって話でその娘の父親は誰?ってなりますし。 (2021-12-11 22 00 08) ヴァラマリーヌはジェルヴァージオの同母妹だそうです (2021-12-16 22 36 08) 「少しでも魔力の高い子が欲しいと色々な男と浮名を流した王女」(書籍4-1, 連載281)って、この人だったのだろうか (2022-08-16 17 57 23) 違うんじゃないかな。彼女はラオブルートと婚約してたから浮名を流すような社交をする必要がないし、アダ花になってからは秘密裏に監禁されていて噂になる環境にない。その王女は卒業までに相手が見つからない場合アダ花にさせられるんで、必死に結婚相手を探してたんじゃなかったっけ? (2022-08-16 20 08 36) 貴族院時にはもうラオブルートが許嫁?みたいなもんだし、シェンティスとコラレーリエの娘もいるしね (2022-08-16 20 24 53) 兄ジェルに頼まれたラオブは必死になって婚約に漕ぎつけたけどヴァラマリーヌ本人は【花】になるよりはって感じだったのか、ちゃんと望んでラオブの婚約&星結び待ってたのかな? (2022-08-18 20 36 56) クインタとの年齢差が9歳だから、本当に成人寸前で離宮に連れ戻されたんだな…… (2022-08-19 23 03 51) トラオクヴァールがアダ宮閉じて彼女を処刑したから、ラオブルートにとってトラ王は仇なのか (2022-08-22 02 14 46) 傍系王族の姫として育てられて居たなら窓に格子がついて居ない方の棟に住んでいたんでしょうね。 (2022-08-22 02 19 44) その後セラディーナが死んだので成人と同時に鉄格子のついた本館へ…。離宮と実になる運命から逃れられる寸前に取り上げられた絶望半端ないな… (2022-08-22 03 43 24) 洗礼式前まではランツェ棟にいて、洗礼式後から傍系王族の棟だと思うけど。ランツェ棟(洗礼式前)⇒傍系王族の棟(洗礼式後~貴族院卒業後)⇒ランツェ棟(花として) (2022-08-22 04 10 37) ヴァラマリーヌが十六歳になる年にフェルディナンドが七歳……? 九歳差? (2022-09-19 13 58 43) フェルが生まれる前(公称春生まれ)に成人直ぐのラオブルートがアダ離宮に配属されている(この時のラオブは洗礼直後のヴァラの護衛だと思っていた)。上記をふまえてヴァラマリーヌとフェルディナンドの年齢差±8歳であれば、ヴァラマリーヌ18歳の時のフェルは10歳(ヴァラマリーヌの誕生季によっては7歳差の可能性もある) (2022-09-19 15 06 39) 訂正)あー、十六(16)が十八(18)に見えたわ。ごめんなさい。ヴァラマリーヌが16歳の時のフェルは8歳かと (2022-09-19 15 24 05) 父親は最後のアウブ・ベルケシュトック? (2023-11-11 01 40 36) “先代”が付いてないからおそらく。先代ツェントと同じ場面で書かれてるから、このアウブベルケが“先代“なら“先代”と付けていると思う (2023-11-11 01 49 25) 離宮が閉鎖されるから処刑されたと思ってたが、アウブベルケの娘だから処刑ってのもあったのかな (2023-11-11 08 27 57) 婚姻後でも『妹だから』って勝ち組領地の夫人なのにアーレン第二夫人処刑されてるので、もし《女神のお導き》無くてラオブと婚姻出来てても連座処刑されてた? (2023-11-11 09 11 24) 表に出す場合戸籍ロンダするからベルケの連座ではないけど、アダ宮主である義両親の連座があるかもね。 (2023-11-11 09 49 44)